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8月24日
朝食は硬いパンと、ハムとチーズ。あ、コーヒーをたらふく飲んだような・・・・

朝食の席で、同室だった老人と一緒になった。話しているうちに何となく意気投合し、
この後、一緒にエルベ河の遊覧船に乗ろうという事になった。
さらに、観光案内所で、日本語のパンフレットをもらってくれ、両替え可能な銀行の場所まで聞いてくれたのだ。
あぁ、世の中捨てたもんじゃないなぁ、おじいさんありがとう!
そう思いながら両替えをしに銀行へ向かうのであった。
その間、この親切なおじいちゃんは、「そこらの喫茶店に入って、一杯やってるから」
そういって、我々を見送ってくれたのだ。

さて、両替えを終えて戻ってきてみたのだが、この時間にはレストランはおろか、
喫茶店ですら、開店してはいないのだ。
どこ行ったんだろう?
そう思いながら、近くを探してみるが見当たらず、桟橋の方へもいってみるのだが、
どこにもいない。そうこうしているうちに船の出航時間は過ぎてしまい、結局この日は遊覧クルーズにはいけないのだった。
さらに、それ以来親切だったおじいちゃんは、行方不明。
部屋にも戻っておらず、二度と会う事もなくなってしまった。
いったいどこへいってしまったんだろう?


これまでのお話

第零話

第壱話

第弐話

第参話


第四話

第五話

第六話

第七話

第八話

 

さらに!追い討ちをかけるかのように、友人ジュリアーノの財布から現金の一部が紛失していた!
日本円にして8000円ほど無くしたのだが、ギリギリしか持ってきてなかった彼は、大ピンチ!
実家へ連絡して、お金を日本領事館まで送金してもらうとまで言い出した。
「ほほう、日本領事館へ泣きつくと?」

「だってしょうがないじゃん。(お金)ないんだもん。」

「う〜ん、しかたないかぁ、このままでは旅を続けるのも辛くなってくるしねぇ」

「あぁ、少しはよけいに持ってこればよかった〜、不覚!」

(万が一に備えて、よけいに持ってきてると思ったんだけどなぁ、もっと思慮深いやつだと思ったんだが・・・・)

「しょうがないなぁ〜、じゃぁ、明日にでも領事館へ行こうか。」
そんな事を言いながら(ぷぷぅ〜、実はけっこう余分に持って来たんだよね〜、しゃーない、貸してやるかぁ〜。あ、でも面白そうだからこの事実はもう少し黙ってよ〜)
あんたらの友情はこんなもんなのか?マルチよ・・・

「ま、今日はハンザフィアテルいってみよーよ。」

程よく(マルチが)にやつきながらも、ショッピング街へとくり出す2人だったとさ。

次回予告
親切だったおじいちゃんのことなど忘れたのか、エルベ河クルーズへくりだす2人。
しかしここで致命的な失敗を!
おまけに寒いし。

次回第十話「エルベ河」
あぁ、いつ告白してやろうか、お金のこと・・・・