モノの価値
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HOPE

PROJECTS-M

Ghz

 

mdw@hope.ne.jp

第1回 〜弾薬ケース〜

先日、とある大会※1で参加者に景品が配られることになった。
とはいっても、参加者全員に配られるわけもなく、当然抽選(というかじゃんけん)という形になり、勝った者から好きな物を選べるというものであった。
運よく私が一番勝ってしまい、一番価値のありそうな物をいただこうと、景品を物色しはじめたのだが、あるのはカバンを中心に携帯ストラップやら、クリアケースなど。
そんな中、私が選んだのはこの「弾薬ケース」 私にとって特に実用性があるわけでもなく、オブジェにするわけでもなく、本当に弾薬を入れるつもりもない。
ましてや軍装品マニアでもない私にとっては、もっとも価値も必要もない物だ。では、なぜこれを選んだのか? それは、おそらく今後これにお金を払ってまで手に入れたいとは思わないものであり、この先一生手にするチャンスの無い物だと、そう思ったのだ。
絶対買おうなんて思わない物がただで手に入る。
そう考えていると、いつでも手に入るかばんよりも価値のある物に見えてきたではないか。
さんざん悩んだあげくこの「弾薬ケース」をいただいたわけだが、その後車のトランクに放り込まれたままのこの無骨な金属の箱は、使われることなく収納スペースを奪いつづけている。


 

  ※1:群馬県で行われたサバイバルゲーム大会。雨の降る中、私も参加させていただきました。

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