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第12回 〜納付書・領収証書〜
「前のおばさんの方が速かったんだけどねぇ・・・」
今日はついていなかった。
体の調子は決して悪くは無かったが、車の調子がイマイチだった。一時停止の後、再び発進しようとアクセルを踏んだのだが、なぜか進まない。おかしい。まるで出かけるなと言わんばかりだった。
しかしギアを入れ直し再びアクセルを踏み込むと難無く走り出すことができたので、そのまま目的地へ向い走り出した。そう、確かにシグナルはあったのだ。しかし私はこの小さなシグナルを見落としたばかりにちょっとした不幸に見回られる。
私はいつもの道をいつものように車を走らせていた。
しかし、いつもの道はいつもはいない人たちがいたのだ。
ネズミ捕りである。
速度の取締である。私は60Kmで車を走らせていた。いつも通りである。しかしその道は40Kmまでだったのだ。知らなかったわけでは無い。が、今日ここで取締をしていることは知らなかった。
別に取締が悪いわけでは無い。スピード違反は事実だ。悪いのは私である。そして20Km超過、指定速度違反で切符を切られてしまった私は反則金として15000円を払わなくてはならなくなった。
ここで冒頭で書いたことを、警官が口にした。
僕より前に捕まったおばさんは35Km超過だったらしい。
そういえば友人も35Km超過で捕まったことがあるらしいのだが、その時の反則金は60000円を超えていたそうだ。危ない危ない。

そしてここで一つの伝説が終わる。無事故無違反伝説が。
今まで無事故無違反で通してきた私には、反則金よりも違反をしてしまった事実の方が痛い。ゴールド免許が遠のく。
でもいいんだ。無事故伝説は続いている。
そして事故る前に捕まえてくれてありがとう。もうスピードは出し過ぎません。指定速度の2倍で走ったりしません。峠を攻めたりしません。これも芸の肥やしと思って安全運転を心掛けます。
もうこんな紙切れは2度といりません。
みんなもスピードの出し過ぎには気をつけろよ!
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