| モノの価値
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第3回 〜マイセン〜
みなさんはコーヒーはお好きだろうか?
それとも紅茶の方が好きだろうか?
私はどちらも好きだが、どちらかといえば紅茶の方が好きである。
しかし、なぜかコーヒーの方が飲む頻度は高い。
実はコーヒー好きなのかも。そのコーヒーや紅茶を飲むのに愛用しているのが、このマイセンのカップとソーサーである。
一応コーヒーカップらしいのでこれで紅茶を飲むのはどうかと思う方もいるかも知れないが、そんなことは知ったことじゃない。たまにこれで牛乳を飲んだりもするんだから。
以前ヨーロッパ旅行へ行った時にドイツのマイセン市で買ったものだ。当時友人と二人で貧乏旅行とシャレ込んでいた際、マイセン市に立ち寄りマイセン陶器の博物館兼工場の見学。
その美しさに魅了され、そして値段の高さに驚愕したものだ。
金の無い僕らには、到底買える値段のはずなくなかば落胆して博物館をあとにしたのだが、よく見るとアンティークのお店がたくさんあるではないか。
「マイセンに来てマイセンを買わずに日本へ帰るわけにはいかない」
どうしても諦められなかった我々は手ごろなマイセンのカップがないだろうかと、手当りしだいにアンティークショップをのぞいて回ったのだがそこで知ったのがセカンド品の存在。いわゆるB級品である。
とはいえ、見た目は通常品とまったく変わらず(素人目には)お値段の方は通常品の約半分以下。そのかわりマイセンマークのマイセンの双剣の下にセカンド品の証として傷が入れられている。
我々はそのセカンド品に的を絞り市内中のアンティークショップを荒し回った果てに見つけたのがこの「ブルーオニオン」と呼ばれる柄のカップとソーサーである。
言葉もよくわからないのに値引きのお願いをしたりして10マルク負けてもらったっけ。それでも当時140マルクもしたのだから、その後の我々の旅は苦しくなったのだが・・・
帰国後私の楽しみといえば、この分不相応なマイセンでの一服が至福の時だったのは言うまでもない。もちろん今でもそうなのだが、このマイセンのB級品、今の私にはぴったりなのかも知れない。
正規品マイセンで一服できる分相応な人物になるのはまだまだ先になりそうだ・・・


枠内の傷がおわかりになるだろうか?
これがセカンド品の証のです。
ちなみにこのタイプの正規品のカップとソーサーは日本円で希望小売価格28000円だそうだ。ショップによってはお買得なセカンド品を取り扱っているところもあるらしいので、興味のある方は探してみてはいかがだろう。
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